2011年5月12日木曜日

スーパー手ロクロ!





ご覧ください! このピカピカ光る総ステンレスの手ロクロ。
残念ながら、うちのではありませんが・・・。
これは砥部町の「千山窯」砥部焼観光センター炎の里さんの
絵付け場にあります。なんとずらーっと4台も!
少し回してやると、永遠に回り続けるくらいお利口さん。
同じ町内の「和田工作所」製だそうです。
お値段もなかなかです。

うちも欲しいけど使いこなせないかなあ・・・。
もう少し腕を磨かなければね。

(し)

2011年5月2日月曜日

「5人のうつわ市」4月30日(日)~5月5日(火)


5年前からこの時期に毎年開催される「うつわ市」。
元晴窯さんのお家・お庭を解放してのイベントです。
篠原元郁さん、遠藤裕人さん、勝部亮一さん、浜岡健太郎さん、
郷田裕佳子さんの5人の作家さん達、主催されてる側がとっても楽しそう!

新緑が眩しいお庭・いつまでもいたくなるような落ち着いたギャラリーに
所狭しとそれぞれの方の作品達が展示されていますよ。
お気に入りの器でカレーライスを食べる事ができるそうです。


郷田さんと遠藤さんです。










お茶とお団子をいただきました!


陶里ヶ丘という小高い山の上にあるので、お部屋からは
五本松の山々・町並が一望できる、すばらしいロケーションです!

2011年4月25日月曜日

ブルーベリー畑に行ってきました!


砥部町で柑橘類、キュウイ、ブルーベリーを作っていらっしゃる
西岡さんご夫妻です。
「ブルーベリーの花が咲いたよ~!」と声をかけて下さり
早速、川沿いの畑へ!
ブルーベリーの花と初対面しました。
恥ずかしそうに下を向いた可憐な花達がいっぱ~い連なって
いました。
交配の為、何種類ものブルーベリーの木を植えているそうです。
手間暇かかる果樹づくり。私にその御苦労はわかりませんが、
ひたむきに咲いてる花を見てると、すくすく育つ子供の姿のようで
つい笑みがこぼれそうです。


フェスティバルという品種


ブライトブルーという品種


ブライトウェルという品種

2011年4月19日火曜日

「どんぐりちゃん」





砥部焼まつりに出品していた「どんぐりちゃん」。
強気にお値段をつけていたせいかどうか、ちょっぴり苦戦・・。
(大)(小)合わせて10個ほど持って帰っていたのですが、
昨日来て下さったお客様(和歌山のロアールさん!)が、
うちの工房にディスプレーしている「どんぐりちゃん」をみて
「かわい~~い!」を連発。嬉しいことに全部買って
下さいました! バンザーイ!!

また秋の砥部焼まつりに向けて作りますので、その時
見染めて頂けたら嬉しいなぁ。。

(し)

ゆるキャラ集合!





「今年は自粛も考えていました・・・。」という中村町長の開会あいさつ
から始まった「砥部焼まつり」、心配されていたお天気にも恵まれました。

お客様のレジの列も一息ついた時、
休憩で外に出てみると、ちょうど子供達とゆるキャラさん達が「ソーラン節」
を踊っていました。
「ゆるキャラ」は、「とべっち」と愛媛新聞の「ピントくん」、佐川急便の
「はこぶくん」が来てくれていましたよ。「ピントくん」はもちろんキュート
なのですが、「はこぶくん」が意外に可愛くて、四角いお顔がまさにゆる~い
感じで癒されました。

やはり例年より、お客様の数は若干少なかった印象でしたが、
そんな中でも、来て下さった皆様に感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました。

(し)

2011年4月15日金曜日

「砥部焼まつり」いよいよ明日あさって!







夕方、納品ディスプレー完了でーす。
今年の梅乃瀬窯のスペースは、正面レジから見て
中央のやや後方です。
メインスペースと近くに出島が二つあります。

今年のお勧めは、何といっても植物を植える「どんぐりちゃん」!
シンプルですが、柄いろいろ形も2種、大きさも大・小とあるので
イメージされて選んで頂ければ・・と思います。

あとは定番商品の「玉縁鉢」「丼鉢」「お皿各種」「カップ類」
「茶碗」そして新商品の「ティーポット」など、ほとんど2級品
ですので格安に値引きさせていただいております!

明日は私、真ん中のレジで一生懸命商品を包装しているはず。
もし見かけられたら、お気軽に声かけてくださいネ。。

どんな「ゆるキャラ」に会えるのかも楽しみデス!

(し)

2011年4月8日金曜日

インタビュー





きよし窯さんの紹介とのことで、あの「小林真三」さん(南海放送ラジオ
が聴ける愛媛県&近隣県エリアでは、とっても有名なDJさんです。)が
ご自身のラジオ番組内で放送する分と、砥部焼まつり会場の外でON AIR
されるコメント収録の為に、梅乃瀬窯にやって来られました!!

マイクを向けられると頭が真っ白になる人間なもので、最初は「砥部焼の
イメージダウンになるのでは?」とお断りしていたのですが、やれやれ
こんなことに・・・。
案の定しどろもどろですよー、まったく~~。真さん、適当にカットして
良いとこ取りして下さいね!(使える部分は1分もないかもです。)

今日から始まった新番組の、南海放送ラジオ 毎週金曜日13時45分~
16時50分までの「それゆけ! 真ちゃん!!」の中で流れるそうですよ!
いつ放送されるかは・・・内緒でーす。
私のボロボロインタビューをどーしても聴きたい方は、「それゆけ!
真ちゃん!!」をずーーっと聴いてて下さいましネ。

ちなみに今日の放送中、我が家のペット 柴犬「小麦」と雑種猫「リン」
の話題を出して下さって、チョー感激でした!

小林真三さん、相手を緊張させない、なごみのオーラをお持ちの方でした。

(し)

2011年4月3日日曜日

もうすぐ「砥部焼まつり」





まだネーミングは思案中なのですが、これまで「秋の砥部焼まつり」
にしか出品していなかった、上の写真の「植木鉢」を春も出してみよう!
と思い立ち、
●大(外径22㎝・内径17、5㎝・高さ14㎝)
●小(外径17、5㎝・内径・13,5cm・高さ10㎝)作っています。

玉縁の中は空洞になっているので、見た目よりは軽いです。
お気に入りの植物を植えて、お部屋やお庭に置いて楽しんでみられませんか?

(し)

ネーミング、とりあえず「どんぐりちゃん」にしました。

2011年4月1日金曜日

「砥部焼陶芸塾修了展 2011」







陶芸塾9期生の修了展が、3月25日~30日まで
砥部焼伝統産業会館で行われました。

およそ10ヶ月間のカリキュラムを修了された、塾生6名の
方々の作品は、たったの10ヶ月で修得されたとは思えないほどの
力作ばかりでびっくりしました。
きっとそれぞれの方が密度の高い時間を過ごされたのでしょうね。

下2枚の写真は今年1月、わが梅乃瀬窯に5日間研修に来て頂いた
末武まゆみさんの作品です。
ろくろ技術の集大成ともいえる「急須」「ポット」を作られていて、
私、感心しきりでした。

これからそれぞれの方が、どんな独自の世界を広げていかれるのか
とっても楽しみです。

(し)

2011年3月24日木曜日

ミモザが咲いた!




暗い話題ばかりで、上を見上げる事を忘れていたのでしょうか、
気が付くと、庭のミモザの花が満開でした。
花梨の蕾も見えます。

東日本大震災の被害に遭われた皆さま、心からのお見舞いを
申し上げます。
私の薄っぺらな言葉では、どう気持ちを表現したらいいか
わからず、ブログに向かう事もためらっていました。

地震直後の日曜日、FMラジオを聴いていると「アンパンマンのマーチ」
のリクエストがありました。
普段アニメのテーマソングなどは、かかった事がなかったのですが
この日はニュース速報の為、テレビのアニメが無くなったので
子供たちのためにかけて下さいとの事でした。

初めてフルバージョンで聴いて、愕然としました。
なんて、深い深い歌詞なんでしょう。
今まで聴き流していた自分が恥ずかしくなりました。
作詞された「やなせたかし」さんの心情が痛いほど伝わってきます。
とっても前向きになれそうで、ここに転載させていただきます。

♪♪
  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ 胸の傷がいたんでも

  なんのためにうまれて なにをして 生きるのか
  こたえられないなんて そんなのは いやだ!
  今を生きる ことで 熱い こころ 燃える
  だから 君は いくんだ ほほえんで
  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ 胸の傷がいたんでも

  ああ アンパンマン やさしい 君は
  いけ! みんなの夢 まもるため



  なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ
  わからないまま おわる そんなのは いやだ!
  忘れないで 夢を こぼさないで 涙
  だから 君は とぶんだ どこまでも
  そうだ おそれないで みんなのために
  愛と勇気だけが ともだちさ

  ああ アンパンマン やさしい 君は
  いけ! みんなの夢 まもるため

  時は はやく すぎる 光る星は 消える
  だから 君は いくんだ ほほえんで
  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ どんな敵が あいてでも

  ああ アンパンマン やさしい 君は
  いけ! みんなの夢 まもるため 

                 ♪♪

2011年3月7日月曜日

お皿がいっぱい!





焼き上がりました~! ほかほかでーす。

2011年3月3日木曜日

釉薬かけ

お皿の素焼き



いっぱい焼きあがりました!
これから、せっせと本焼きしなくては!!

小麦と散歩。



あなたにだけは、いろ~~んな事、言えますよ!

「愛媛産には愛がある」



このキャッチコピー&ロゴでお馴染み(地元界隈??)の
詩人・坂村真民さん。
「念ずれば花開く」は全国的に有名でしょう??

真民さんが、ナ・ナントわが母校の校歌を作詞して下さって
いたのです!
今年お正月にあった、何十年ぶりかの同窓会の時、歌いながら
発見してしまったのです・・・。目が飛び出ました。

現在、坂村真民記念館、砥部町に建設中です。

(し)

2011年2月23日水曜日

春のたより



友達の「西岡さん家のみかん園」からネーブルが届きました!
オレンジ色って元気がモリモリ湧いてくる色ですね!!
切ってみると、西岡さん家の愛がいっぱい弾けました。。
「愛媛産には愛がある」んです!



1月の下旬頃から、ちらほら庭の一休(いっきゅう)が
咲き始めています。
砥部からこちら松前町に引っ越してきた時、お祝いに頂いた
ツバキです。花を見るたび、あの頃のこと懐かしく思い出します。

2011年2月20日日曜日

お皿削り完了!



今日は日曜日でしたが、梅乃瀬窯は今日も
仕事です。
こんなに一気に、大き目のお皿を作ったのは
初めてかもしれません。
棚板の板目が高台につくので、新聞紙を敷いています。

(し)

2011年2月18日金曜日

今日は高台の削りです。



四方皿の高台削りは、慣れるまでかなり気を使ったようです。

今回の窯は7.5寸と8寸サイズのお皿が、合わせて150枚ほど。
当たり前ですが、これを1枚1枚削り高台をつくります。
まだ若い中矢くんでさえ神経・体力を使い果たすらしく、
たまに「〇〇辞めてもいいですか~~*+#☆」と叫びながら
削ってます。
フレーフレー、なかや!それフレフレな・か・や!!

(し)

2011年2月17日木曜日

四方皿をつくります。



焼きあがり8寸皿の大きさになるように、ロクロで
まあるいお皿をひいていきます。



丸い形から四角(正確には八角ですが・・)にカットし
叩いてひたすら叩いてカタチを整えていきます。
高台の削りは明日になるか明後日になるか・・乾き次第です。

(し)

冬のまどろみ

2011年2月3日木曜日

整理整頓のススメ


恥ずかしながら、展示室の袋戸棚の before・・・・・
何種類もの包装紙が乱雑に積み重なった状態でした。


after・・・・・
なんということでしょう☆ こんなにお行儀よく納まっちゃいました!!
梅乃瀬窯のろくろ師 兼 大工さんの中矢くんが作って
くれた引き出し式の棚です。

たま~~にお客様から「包装して下さい!」なんて
言われたりすると、紙を出すのがイヤで、内心「めんどくさい
めんどくさい・・」って(ほんのちょっと)思っていたのですが、
これからは堂々とニッコリ「少々お待ち下さいませっ!」って
言えそうです。

用もないのに嬉しくて、ついつい開けたり閉めたり。
スッキリスッキリ♪
この調子で家の中ぜ~んぶ、整理整頓していきたいものデス。

2011年1月25日火曜日

只今、素焼き中!



見て下さい!この窯づみ!!
「天才窯づみ師」中矢の技です。
燃料のブタンガス高騰の折、一個でも多く
入れたいという執念の賜物なのです。

夜中に火を切ります。

(し)

2011年1月22日土曜日

5日間の窯元研修



第9期の陶芸塾生 窯元研修が昨日で終了しました。
末武まゆみさん、お疲れ様でした。

受け入れる私達は今回で2回目です。
今回のカリキュラム(と言えるほどのものでもないのですが)は
現在進めている仕事の流れの中で、やってもらえそうな事は全て
体験してもらおう!と思い、雑務がほとんどですが、「土の仕入れ」
「引き出物の包装」「素焼き前の水拭き」「象嵌の削り作業」
「しおりの裁断」などなど・・・細々といろいろお願いしてみました。

窯屋の仕事はおおざっぱに言えば、「作り」「絵付け」以外の
8割ほどは雑務が占めています。でもこれらのどれひとつ手が
抜けない大事な大事な仕事です。
末武さんは、どの雑務も器用にこなされていました。

持って生まれた感性と、イタリア生活で磨かれたセンス、
そして、料理教室講師として培われた実用性。
いろんな要素がブレンドされ、きっと誰にも真似のできない
作品が生み出されるんだろうな!
末武さん、他の皆さんの卒業制作が本当に楽しみです。

(し)

2011年1月17日月曜日

砥部焼の土



現在、砥部焼陶芸塾9期生の末武さんが、梅乃瀬窯に
今日から5日間の研修に入っていただきました。
早速、第一日目からいきなりハードな土の仕入れに
砥部町の川登まで、一緒に行ってもらいましたよ。



こちらのお方が砥部焼の土を作っていただいている
佐川金広さんです!私達砥部焼の窯屋が毎日仕事できるのも、
佐川さんがいてこそなのです。
昔ながらの水肥という製法で、頼もしいご子息とお二人で
砥部焼づくりを支えてくださっています。

今日、お話を聞けば、この頃の寒い日は一晩中
仕事場にストーブを焚いているそうです。
土の中の水分が凍ると膨張し、機械が壊れてしまうらしいです。
24時間体制なんですね。本当に頭が下がります。

御歳80才、いつまでも現役お元気で!!