2011年1月22日土曜日

5日間の窯元研修



第9期の陶芸塾生 窯元研修が昨日で終了しました。
末武まゆみさん、お疲れ様でした。

受け入れる私達は今回で2回目です。
今回のカリキュラム(と言えるほどのものでもないのですが)は
現在進めている仕事の流れの中で、やってもらえそうな事は全て
体験してもらおう!と思い、雑務がほとんどですが、「土の仕入れ」
「引き出物の包装」「素焼き前の水拭き」「象嵌の削り作業」
「しおりの裁断」などなど・・・細々といろいろお願いしてみました。

窯屋の仕事はおおざっぱに言えば、「作り」「絵付け」以外の
8割ほどは雑務が占めています。でもこれらのどれひとつ手が
抜けない大事な大事な仕事です。
末武さんは、どの雑務も器用にこなされていました。

持って生まれた感性と、イタリア生活で磨かれたセンス、
そして、料理教室講師として培われた実用性。
いろんな要素がブレンドされ、きっと誰にも真似のできない
作品が生み出されるんだろうな!
末武さん、他の皆さんの卒業制作が本当に楽しみです。

(し)